淡水真珠の形
真円の核でつくる有核真珠は、丸い真珠の占める比率が高く、それ以外のほとんどの形を「バロック」という形状でまとめている。現在の中国淡水真珠はほとんどが無核養殖であり、大半が丸くないもので占められる。「バロック」の一言でまとめるには形の種類や量があまりに多い｡養殖業者が丸い真珠を作るために努力を重ねた結果、球形率は向上したものの、ラウンドと呼べるものは現在でも生産量の数パーセントにも満たない。無核養殖で作られた多種多様な形に対して独自の分類方式があっても不思議ではない。
弊社では中国淡水真珠の形を次のように分類している。
普通養殖真珠
1.
ラウンド・グループ
ラウンド
セミラウンド
2.
ライス・グループ
エッグ
オーバル
ドロップ
変形ライス
サークル
3. ボタン・グループ
ボタン
両面ボタン
変形ボタン
4.
ツイン、マルチ・グループ
特殊養殖真珠
1. クロス・グループ
2. ティック・グループ
3. ケシ・グループ
4. 有核・グループ
スティック(ダブル）
つぼみ
ドロップ
しずく
変形ボタン
マル
マルチ
スティック