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淡水真珠のサイズ


2o〜13oの無核真円珠。 無核養殖は9oまで量産可能、10oアップ無核生産はコストが難点

 90年代前半まで養殖期間は2冬3夏(春養殖を始め2年半後の秋に浜上げ)が基本、4o珠がボリュームゾーンというのが常識であった。養殖技術の進歩と養殖期間の延長(4年半〜5年半以上)で現在6o〜8oが主力サイズになっている。養殖期間が7〜8年を超えるものもあり、無核でありながらビックリするような大きさのものもある。三角貝の貝そのものは4歳までの成長が著しく速く、5歳を過ぎると貝自体の大きさはほとんど変わらなくなる。貝の成長が速い時期に真珠養殖を進めれば当然のこととして珠の成長が速まる。かつては2年貝に40以上のピース(細胞核)を入れ、2年半養殖していたものを、現在は1年貝に30前後しか入れず、数を減らして養殖期間を延ばし、珠のサイズアップを実現した。今年、大珠の浜上げ価格が大幅に下がったため、今後の養殖はミドルサイズ(5〜7o)へシフトすると考えられる。現在不足している4o以下の養殖は、取引価格が大幅に上昇しない限り、コスト面から考えて今後生産量が回復される見込みは無い。

 

 
8年以上養殖された19.6o無核真円珠、何小法氏所有

 
8年以上養殖された19.6o無核真円珠、何小法氏所有